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アルファ156レポート2001

クラッチが・・・(01年9月)
毎日(でもないか)楽しく乗っていた156ですが、ある時いつものようにエンジンをかけようとクラッチを踏み込んだら、踏みしろの3分の2くらいの幅でまったく抵抗なく踏み込めてしまいました。残りの3分の1でクラッチは切れているらしく、普通通りにエンジンはかかりましたが、なんとなくヘンな感じです。踏力も異常に軽くなって、まるで足で踏むスイッチのよう。2、3回ポンピングのように踏んでみたら元に戻ったので、「な〜んだ、気まぐれなクラッチちゃん☆」と気にもしませんでした。  
 ところが、この症状がたびたび起こるようになり、時々ペダルが戻ってこなくなるようになってしまいました。その度に、左足のかかとを支点にしてつま先でクイッとペダルを引き戻しながら、これがほんとのヒールアンドトゥだな(笑)、なんてのんきな事を思っていました。最終的にはペダルのストロークが2cmくらいになり、電光石火のクラッチワークができる程になってしまいました(^_^; こうなると、もうクラッチが軽くなったと喜んでいる場合ではありません。自走できるうちに診てもらいにいかなきゃと思った翌日、ついにクラッチが切れなくなりました。
 156がうちに来て2年と1ヶ月、記念すべき(?)初のメジャートラブルです。エンジンはかかるんですがギアをエンゲージできないため、P.A.S.S.の出動を要請しました。ほどなくしてローダーが到着。ウインチでひっぱるためにフロントバンパーに牽引フックを装着し、ちょっとレーシー(笑)になった156はスルスルと電動ウィンチにひっぱりあげられ、機上のクルマとなってしまいました。これまた記念すべき、初ドナドナです。この時の写真を一枚も撮っていないことで、私の動揺ぶりが解っていただけるでしょうか。 当時私はインターネット環境がダイアルアップ接続で、メールのチェックくらいにしか使ってなかったのですが、後にあちこちのWebを覗いてみると結構起こっているみたいですね。結局、クラッチのマスターシリンダーとレリーズシリンダーを交換することになりました。部品代と工賃で、しめて55K円ナリ。症状の深刻さの割りには安くあがりました。
 ここで原因について考えてみたいのですが、1・シリンダーの強度不足、2・パーツの個体差による破損、3・使い方による破損、の3つが考えられます。1と2なら、特に気に病む必要はないのですが、問題は3です。私は教習所で習ってから、マニュアル車はセルモーターを守るために始動時にはクラッチを踏むものだと思っていて、この2年間はギアがニュートラルでも必ずクラッチを踏んでセルを回していました。 素人考えですが、クラッチを制御している油圧関係のことを考えると、エンジンが回転し始める時にはすでにクラッチが踏まれていて、始動直後にいきなり加圧されてしまうことが不具合の原因になったのかも、と考えて、それ以来クラッチを踏まずにエンジンをかけるようにすることにしました。でも、セルを回す時にクラッチを踏んでる人って結構いるような気がするんですけど、どうなんですかね?ともかく、当然ながら今まで乗っていたAT車では遭遇することのできないトラブルに見舞われて、マニュアル乗り冥利につきるって感じです(ウソ)。
 

クーラントが・・・(01年9月)
ある日、オイル量のチェックをしようとボンネットを開けてふと見ると、クーラントのタンクが少し茶色っぽい透明色になっていることに気付きました。まあクーラントってのは色が抜けるもんだし、そろそろ交換かな?とも思ったんですが、どうも様子がヘンです。中に水があるという存在感がないというか。キャップを開けると戻ってくるかと思って開けてみたんですが、やはり中はからっぽでした(笑)。いつからなのかわかりませんが、エンジンルームを覗いてみるとアンダーカバーが若干湿っているような気もします。
これが正常な状態。駐車している場所が前下がりなので、若干多めに入っているように見えます。当時この青緑色がなく、タンクの汚れもあって茶色っぽく見えていました。とりあえずクーラントを補充し、1週間して見ると、やはり半分程になっています。また何度か継ぎ足して、24ヶ月点検まで粘りました。トラブルには違いないのですが、このクーラントを継ぎ足すという行為がなんとなくクルマをいじってる感じがして楽しかったです(笑)。さっさと点検に出せっていう状況だったんですが。
クーラントを薄めて、このようにペットボトルに入れてトランクに積んでいました。「六甲のおいしいクーラント」です(笑)。他にも、南アルプス天然クーラントとか、いろいろ遊んでました。今はウィンドウォッシャー液が入ってるので、違う色になってます。点検に持って行くと、ロアーホースからの水漏れとのことでした。クーラントも交換して、工賃込みで20K円。もっとかかるかと思ってたんですが、修理代は国産と変わらない感じですね。もちろん、以後クーラントはまったく減らなくなったんですが、念のためにタンクを覗くくせが付いています。あと渋滞なんかでクーラントの匂いがすると、ちょっとビビったり(笑)。



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