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アルファ156レポート2001

24ヶ月点検(2001年9月)
うちの156も購入して2年ということで、24ヶ月点検に出してきました。前述のクーラント漏れも一緒に修理をお願いしてあります。なんとなく、イタリア車は電装系とかアクセサリー系が弱そうというイメージがあったんですが、その辺りはまったくのノートラブルです。パワーウインドなんか、今まで乗ってきたクルマの中で一番早く動きますし。 真夏の1,2ヶ月間のエアコンの弱さを除けば(笑)、電気系はもうワールドクオリティーと言ってもいいのではないでしょうか。これといってトピックはないのですが、ウワサに聞くバッテリーの突然のダウンに備えて、2年使ったバッテリーを交換しました。
最近のディーラーって、こんなカッコイイバッテリーを付けてくれるんですね(笑)。輸入車って初めてなんでよく解らないんですが、BOSCHが付いてくるとは思いませんでした。なんだか思わぬドレスアップができたような、トクしたような気分です。2年経ってみての感想は、買った当初よりもお気に入り度が増してきてるかな、といったところでした。 買って1年半くらいは、デリケートなものを扱うように丁寧に気を遣って乗っていたんですが、2年経ったくらいから、どうもこのクルマは丈夫にできてるらしいということが解ってきて、そこからはより156を楽しめるようになってきました。買って2年経っても全然飽きないなんて、私のクルマ人生始まって以来の快挙です。あとは修理代がどれくらいかかるかってことだけなんですが、今のところマスターケア代を大きく下回ってます。あと1年、私の賭けはまだまだ続きます(笑)。

タイヤ交換(2001年11月)
24ヶ月点検でも指摘されたんですが、納車時に付いてきたブリジストンのエクスベディアが、そろそろ限界まで摩耗してきてました。1万kmを過ぎた辺りから、タイヤから伝わるノイズや振動が多くなってきて、荒れた路面では内装からのビビリ音を誘発する程になっていました。3ヶ月ほど前に前後でローテーションをして、少しマシにはなったのですが、キャンバーがきついセッティングゆえ内側はもうカーカスが出てきてたので、タイヤ交換することになりました。 次期タイヤ選びの基準は、グリップは程々でいいから特性のマイルドなもの、ドライとウエットでのグリップの差が少ないもの、それに静かなものという条件でした。いろいろ調べてみた結果、ミシュランのパイロットプライマシーが良さそうだったので、これを第一希望にショップに向かいました。パイロットスポーツに行かないところが、のんびりドライブ派の私らしいところです(笑)。店頭でいきなり、特売品でピレリのP7が4本、サイズどんぴしゃで置いてあって心がグラングランと動いたのですが、前述の 条件には完全に外れているだろうということで泣く泣く諦め、店内に入りました。予定通りプライマシーも在庫があり、価格も納得の行くレベルだったので、即購入です。F1風に言うと、ブリジストンからミシュランにスイッチしたってことですね。マクラーレンみたい(笑)。余談ですが、プライマシーってDNA-dBより安いんですね。知らなかった。

パターンはこんな感じです。左右非対称なんですが回転方向の指定はなく、外側はこっち、みたいなのだけ指定がありました。回転方向の指定はないと言っても、やはり左右のローテーションはしない方がタイヤには良いって聞きましたけど、どうなんでしょうか。 そして履き替えてみての印象は、「すごいイイっ!」の一言でした。まず、家のそばの荒れた舗装を通る時のノイズと振動が激減してます。なのに路面からのインフォメーションはしっかりとステアリングに伝わってきて、理想的なバランスです。雑誌のビバンダム君が出てる広告で、乗り心地の良さをアピールしてたものがあったと思うのですが、あれはウソじゃなかったですね。ウエットでもさほどグリップが落ちず、なによりウエットでもすごく静かなことにびっくりしました。逆に言うと、エクスペディアが完全に性能を発揮できないところまで摩耗してしまっていたということですね。 ほんとに高級サルーンみたいな(みたいっていうのは失礼ですか?)乗り心地にウットリ。サーキットを時々走るような方にはともかく、街乗りメインの私には理想的なタイヤと言えるでしょう。前からミシュランには憧れていたんですが、期待を裏切らないものでした。ウワサで聞いたのですが、エクスペディアっておいしいところは1万kmくらいらしいですね。今考えると、馴らし運転と渋滞でほとんど使い切っちゃってましたわ(笑)。



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