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アルファ156レポート2000・その2

雨漏り、診てもらったけど(00年3月)
全開、じゃなくって前回レポートした雨漏り(?)の点検のために、ディーラーにクルマを持ち込みました。関係ないけど、「ぜんかい」と入れて最初に「全開」が出てくるATOKって、けっこう好きだなぁ。これで「全壊」が出てきたらへこんじゃうけど(笑)。閑話休題。ともかくも原因は雨漏りと限定して、 運転席側Aピラーあたりからのシャワーテストを実施することとなりました。スパイダーとかの雨漏りテストでよくやるみたいです。サービスピットの中で明かりに照らされて、おおがかりなジョウロみたいなのにチョロチョロと水をかけられている156の姿は、微妙にシュールな光景でした。話によると、 まる一日そうやって水やりをされていたそうです。うちのクルマは水耕栽培か(笑)。なんだかわさび畑のわさびのような待遇を受けていたようですが、結局水漏れは再現せず、様子を見てくださいとのことでした。こっちとしても、雨漏りしないんなら問題はないので、とりあえず帰ってきました。 今回はギアが渋くなってきたのでギアオイルも交換し、あわせて少しひっかかりのあったクラッチのグリスアップもお願いしてきました。帰り道、スムーズになったシフトとクラッチにご満悦で、雨漏りのことなんか忘れてしまった(笑)。
100%化学合成OILはV6にはNG?(00年4月)
今回はエンジンオイルのマッチングのお話です。Alfalphaはもともとそんなにオイルにはこだわってなくって、最初純正のセレーニアを入れてたりカストロールを入れたりしてたのですが、オートバックスの100%化学合成のヤツがとっても安かったので、一回入れてみるかと試してみました。 この頃V6は6.5リットルくらいオイルを入れないといけなくって(後に指定量が減ったんですよね)、缶入りのものだととても不経済だったのですが、このオートバックスのものは排気量別に分かれているだけで量は関係ないというシステムで、いわばオイル入れ放題(笑)みたいな ものでした。さっそく入れてみたのですが、これがとても減りが早い!それまであまりオイルの量のチェックはしてなかったんですが、GSのサービス点検で「オイル、ほとんど入ってないっすよ」って言われて恥ずかしい思いをしました。街乗りでエンジンブローなんて、かなり みっともない状況になるとこでした。やっぱりV6エンジンには100%化学合成のオイルは合わないんですかね?それから部分合成のオイルに戻したら、ほとんど減らなくなりました。トラブルじゃなくってよかったよかった。ただドライバーが無知だったってことですね(苦笑)。
原因判明!(00年5月)
ある日、友人と一緒にクルマで出かけたんですが、友人が助手席のドアを閉めた時にフト気が付いたことがあったんです。あれ?!今フロントガラスが動いたんじゃない?って。念のためもう一度勢いよくドアを閉めてもらうと、やっぱりフロントガラスが一瞬浮き上がってます。 ルーフとAピラーのつけ根近くのフロントガラスを内側から押してみると、2mmほど動きます。
こんな感じで押すと、かすかに外側にガラスが動きます。最近のモダンなクルマは気密性が高まっているから、こんなところで内圧をコントロールしているのかな?っとか好意的に考えながら、でも少し不安になった私は家から一番近いアルファ屋さんであるアレーゼ港北さんに一般客のふりをしてお伺いし、ユーズドカーコーナーの156のフロントガラスをかたっぱしから押してみました。アヤシイ客だこと(笑)。 調査結果を発表しますと、ガラスが動いた156、0台!キャーやばいです!!ってことで、赤いツナギがりりしい店員さんに事情を説明してクルマを診てもらいました。すると一言、フロントスクリーンの接着が甘いのでは?とのこと。さっそく買ったディーラーにクルマを持ち込み、再入院することとなりました。そういえば、クルマを買ったばかりの頃は、路面の継ぎ目などでピラーのあたりから「バキッ」とか「ガキッ」とか異音がしていて、 これがウワサのアルファの内装キシミ音か!と感動していたのですが、このガラスのせいだったんですね。ダ・シルバさん、疑ってすみません(笑)。おそらく一連の雨漏り疑惑も、原因はこれだと思うのですが、前回の入院で雨漏りが再発しなかったのは、想像するにドアの開け閉めのタイミングですき間がない時だったのかも知れません。クレーム扱いで治してもらい、3日後には戻ってきました。 Aピラーからの異音もきれいになくなり、もちろんそれ以来一滴も雨漏りしなくなりました。これでまた一歩、適正化が進んだのかな?違うか。

12ヶ月点検(00年7月)
156を手に入れて早一年、12ヶ月点検に持っていきました。特に問題もなく快調だったので、通り一遍の点検で済みました。合わせてエアコンのポーレンフィルターとブレーキフルードも交換。あと、ルームランプ辺りから若干のキシミ音がするので、防振テープを貼ってもらってハイ終わり。トラブルがないと、これといって書くこともなく、ちょっと困ります(笑)。あっ言い忘れましたが、このディーラーの良いところは、すぐ裏手にアウトレットがあって、 フィルター交換なんかで待たされる時も苦にならないってところですね。時々工賃より買い物の方にお金遣っちゃったりしてますが(笑)。

どうするマスターケア?!(00年7月)

 さて皆さん、当時アルファロメオにはマスターケアっていうものがありまして(浜村淳さん調で)、車種ごとに一定の金額を支払えば新車保障を2年延長してくれるというシステムでした。156の場合、17〜8万円だったと思うのですが、これへの加入は新車登録時から一年以内ということで、ちょうど12ヶ月点検が加入の最後のチャンスとなってました。これにはちょっと迷いましたね〜。お値段も微妙で、20万円を超えたら問答無用であきらめるし、10万円+αくらいなら安心料として払ってもいいかな、って感じがしてたもので。

 そこでいろいろ検討した結果、入らないことにしました。というのも、この1年で深刻なトラブルが起きなかったので、あと2年くらいは大丈夫だろうという根拠のない思いこみと(笑)、もしトラブルがあったとしても、よっぽど大きなトラブルが起こるか小さなトラブルが頻発するかでないとトクにならなそうって思ったからです。タイミングベルトの交換とかも料金に入っていれば考えたけど、たぶんベルトが切れる前には適用されないシステムなようですし。間違っていたらごめんなさい。 ちなみにBMWにもサービスフリーウェイっていうのがあったそうですけど、こちらは油脂類の交換も無料だったそうですね。これは素直にうらやましい。ちなみにうちの156はMTなんですが、もしセレスピードだったらおそらく入っていたでしょうね。セレのミッショントラブル、もし起こったら修理代がかなり高そうですから。そんな訳で一抹の不安を覚えながらも、近代アルファの信頼性とEC統合による部品の品質向上に賭けて(笑)、マスターケアなしで残り2年を過ごすことになりました。 さてこの賭けは吉と出るか凶とでるか・・・。ちなみに2002年からは無料で3年保証が付くらしいですね。ずるいぞ〜。



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