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第37回東京モーターショー2003(2003年10月31日)
2年に一度のクルマ好きのお祭り、第37回東京モーターショー2003が幕張メッセにやってきました。10月25日から11月5日まで開催されたこのイベント、前々回は知り合いからもらったプレスパスでゆったりと見られたのですが、今回は前回同様一般入場券での参戦ということで、久しぶりに休みを取って幕張方面にクルマを飛ばしたのでした。
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平日といえども、隣接の大駐車場は満車だったので、周辺の臨時駐車場にクルマを停めてシャトルバスにて会場入りです。いやあ、さすが平日、エントランスも空いています。
やっぱり最初はアルファでしょう!ということで、アルファロメオのブースに急行し、目玉である8Cコンペティツィオーネを拝観しました。う〜む美しい。Tipo33にちょっと似てる気がしました。デザイン的にはちょっとベタなレトロ路線かも?でももしこれが市販されたら、日本のナンバープレートは似合わないっすね。
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リヤからの眺めは、さらにレーシーですね。ちょっと見にくいですが、リアアンダーもちゃんとディフューザーっぽい処理がされてました。でもこれ、市販してくれないかな〜。街で見たい気がします。エンジンはマセラティのV8ターボだそうですが、こんなコラボなら大歓迎っす。 買えないクルマは憧れるだけにして(笑)、グッと現実路線のアルファGTと初対面しました。今欲しいクルマ・その1です。New156よりはずっと違和感の少ないブレラ顔ですが、もう少し冒険してもよかったかな?!って思います。
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リヤエンドはなかなかの個性派で、156+TZ+75?!って感じのウエッジシェイプになっています。実物を見るまでは、BMWの3シリーズのクーペみたいな位置づけだと思ってたんですが、それより少しカジュアルなポジションのクルマに見えました。大きさも少し小さめだし。日本ではほぼ絶滅してしまった、コンパクトクーペっていうセグメントになるんでしょうかね。 内装は、この角度から見るかぎり147と共通なようです。あのモダンなインテリアは好きなので、この選択は個人的にはポイントが高いっす。ただ、164みたいなブッ飛んだデザインのインテリアも、そろそろ見てみたいんですけどね〜。
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その164の後継車、166のフェイスリフト版。今回の、ラインナップ総ブレラ顔へのマイチェンは意見が分かれるところでしょうが、この166に関しては以前のものより好みかも、という印象を持ちました。もっとも自分が、最近のトレンドであるアウディTTとかBMのZ4とかの離れ目たれ目があまり好みでないということもあるんですが。 これが新たに設定されたグレード、147TIです。なつかしい名前ですね。一時スカイラインの4気筒モデルにもTIってのがありましたな。スポーティーなイメージとはうらはらに、とても車高が高くってヘンな感じがしました。タイヤの扁平率が高いせいか、ノーマルよりフェンダーとのすき間が広い気が。これは市販バージョンに期待しましょう。
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フェラーリ・エンツォです。神々しくて言葉も出ません(笑)。ナンバープレート、日本だとノーズの先になっちゃうんですね。一番のデザインの見せ場なのに、もったいない。すっごくかっこいいと思うんですが、でもフェラーリで一番好きなのはF355だったりします。F1だと640か312T4。買えないって(笑) Newプントでしたよね、確か。ぱっと見て何のクルマか思い出せないくらいおとなしいデザイン、って言ったら辛口過ぎますかね?!なんとなく、ドイツの某メーカーのスポーツの名前みたいなヤツとかワープロの名前みたいなヤツの影響を受けてるような気がしました。
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続いて、今欲しいクルマ・その2ののプジョー307CCです。ノーマルの307は少し腰高なデザインに見えたんですが、トップが無くなってフロントシールドも寝かされてるようで、全然別のクルマに見えます。って、こんな上に置かれたら見えないって。 と思ったら、手の届く場所にもちゃんと置いてありました。きれいなデザインですね〜。406クーペもそうでしたが、プジョーはクーペのデザインがほんとに美しいっす。限られた大きさの中で、なんでこれだけ伸びやかなシルエットを描けるのかなって思ってしまいます。
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フロントのすっきりとがり目フェイスとは対照的に、リアは結構ボリュームがあります。でもその厚みを感じさせず、間延びさせないデザインはさすがですね。これだけハイデッキだと、オープン時の風の巻き込みも少なくなるかもしれません。 トランクを開けると、屋根が入っています(笑)。この状態でも、トランクは結構使える容量のようです。高さのあるものは詰めませんが。
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しつこく307CCばかり撮ってます。内装はこんな感じです。タン皮のシートが、なんとなく306カブリオレを想像させるんですが、気のせいでしょうか。最近は、内装のところどころにアルミっぽいものをちりばめるのが流行みたいですね。運転席に座ってみましたが、明るい内装のおかげでかなり開放感がありました。フロントウィンドーはかなり近くまで迫ってきてましたが。 リアシートはこんな感じです。前の席がどれくらいスライドさせてるかにもよりますが、なかなか実用的な広さだと思いません?4人乗ることなんてほとんどないくせに、2人乗りのクルマを買う勇気が出ない自分にとっては、この後部座席のしつらえはかなり心強いです。
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トランクリッドの関節部分です。前にも後ろにも開くために、かなり複雑なしくみになっています。実はこのクルマで唯一気になったのもこの部分で、リッドを開けた状態で手で押すと、なんとグラグラと動くんですよ。幅2〜3cmくらい動くかな。これ、経年変化でズレてきて、キャッチにうまく噛まなくなったりしないんですかね。 リアのエンブレムです。307の「0」の部分の真ん中がボタンになってて、これでトランクを開けるようです。おっしゃれ〜。この部分はプラかなにかの別パーツなんですけど、色の合い方も見事です。
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欲しいクルマ・その4のルノー・メガーヌです。フレンチブルーも誇らしげ、って感じ。思ってたよりちょい小さく感じたのは、前回のモーターショウで見たベルサティスのイメージがアタマの中に残っていたからか?とてもモダンなデザインで、ステキでした。 なんといっても、このリアデザインがメガーヌの見せ場でしょう!この大きさのクルマでここまでえぐってしまうとは、かなり思い切ったデザインですね。物理的に、ラゲッジスペースは犠牲になるでしょうし。でもこのリアスタイルだけのために、このクルマを買うのもアリかなって思うほどインパクトがありました。
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外観のアバンギャルドさとは対照的に、明るくルーミーなメガーヌのインテリア。長く付き合うなら、こんな感じの方がいいんでしょうね。決して豪華でもスポーティーでもないんですが。 同じくメガーヌの、こちらはクーペ・カブリオレ(CC)です。欲しいくるま・その5です。奇しくも、プジョーと同じCCっていうネーミングで勝負してきました。アルファベット2文字だと、登録商標できなかったんでしょうかね、プジョーさんは(笑)
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屋根を開けるとこんな感じです。307CCより、若干コンサバティブな感じもします。セグメント的には、完全に307CCとガチンコ勝負な位置づけですね。どちらも捨てがたい魅力を持っていますが、マーケットはどんなジャッジを下すんでしょうか。 メガーヌCCのリアシート。307CCより若干狭いかな?内装色のせいかも知れませんが、室内長が307CCより少し短い気がしました。とは言っても、自分が以前乗っていたZ32の2by2よりは、断然実用的な広さですが。比べるなって?
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今欲しいクルマ・その5、スマート・ロードスタークーペです。まあ、ややこしい名前だこと!全幅1615mmって、初代のカローラくらいでしょうか。実際とても小さいのに、ものすごく存在感のあるクルマでした。まるでヨタ8の再来?見た目のインパクトでは、TVRにも負けていませんよね。 リアスタイルも宇宙的でかっこよいです。どことなく、2代目のCR−Xを思い出したのは私だけ?エンジンも排気量が698c.c.しかないらしいですが、この小さなエンジンをガンガン回して6速セミオートマをカチカチ言わせて、山道をカッ飛んでみたいですな〜。
写真 内装は、スマート一族共通のポップ路線でまとめてあります。もうちょっとレーシーな感じがよかったかな。見えにくいですが、ステアリングの裏側に変速用のパドルシフトがふたつ付いています。クリック感もしっかりしてて、取り付けの剛性も高そうでした。お値段がちょい高めなのと、二人乗りなこと以外には、ちょっと欠点が見つからないです、このクルマ。

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