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ラー&ラーOFF(02年11月24日)
Team SpiritsのOFF会、「ラー&ラーOFF」に参加してきました。事の発端は、クーペフィアットにお乗りのきりんさんが、うまいらーめんを食いに行って、ついでにカートにも乗りませんか?と掲示板で呼びかけられたことから始まりました。カート場の名前が「フォーミュランド・ラー飯能」という名前だったので、ラー&ラーOFFと言うなんとも脱力系な(笑)イベント名になったのでした。どちらも大好物な自分は、集合場所である川越の某社駐車場へと向かいました。最初、別の駐車場にクルマを止めてしまい、警備員のおじさんにヤサシクしかられた後、ホントの駐車場にたどり着こうと路地や畑のあぜ道を爆走!横幅1.8mくらいの、真ん中が盛り上がったあぜ道で下回りをしたたかに打ち付けてしまいました! これはフロントパイプを割ったかな?と一瞬冷や汗をかきながらグルグル走り回るうち、赤い156の止まった駐車場を見つけ、よこに止めるとヨタロウさんがいらっしゃいました。お会いしたのは8月のパスタオフ以来ですが、クルマを見せていただくのは初めてだったので、じっくり見させていただきました。いや〜かっこよかった。車高もさりげなく落ちて、スゴミがある感じです。それに比べて自分のは、ノーマルなので車高が高いし・・・、あれ、結構低いじゃん?!と不思議に思ったら、なんとタイヤがパンクしていました。そりゃ低くなるわさ(笑)
先程のあぜ道で、ささくれたアスファルトでフロントの内側のサイドウォールを切ってしまったようです。ゆっくり空気が抜けていったのがせめてもの幸い。あのあぜ道で即パンクしてたら、亀の子状態になってラーメンどころではなくなるところだったです。まだ8000kmくらいしか走っていないミシュラン・パイロットプライマシー、一本オシャカにしてしまいました(泣)。
とりあえず4年ぶりくらいのタイヤ交換をしなきゃ、とアタフタしていたら、フィアットバルケッタ&プント乗りのトリノの黒猫さんが颯爽と登場し、手助けをしてくれました。というか、ほとんどやっていただいたという感じでした。ほんとにありがとうございました。新品のスペアタイヤに交換したら、スペアもミシュランでした。4輪ともミシュランという状態はなんとか継続することができた(笑)
駐車場の白線など我関せずって感じで(笑)、思い思いにクルマをとめた参加者のみなさん。こうして見ると、なかなか多彩な顔ぶれです。自分がタイヤ交換してる間、それぞれのクルマのモデファイポイントを観察しあったり、新しく装着したマフラーの音を楽しんだりと、同時多発的にあちこちで楽しげな出来事があったそうですが、自分はそれに加わる余裕はありませんでした(;_;)
これが今回の幹事であるきりんさんのクーペフィアット。今回、ヘッドライトウォッシャーをツブしてツルンとした鼻先にモデファイしての登場です。聞けば、これが本国の標準仕様だそうです。こちらの方が、デザイナーの意図がよく伝わる感じでカッコイイです。自分も、ほんとはヘッドライトウォッシャーを取っちゃいたいのですが。
写真 出発前からドタバタしてしまいましたが、やっとのことでタイヤを交換し、ラーメン屋さんへと向かいます。参加者の皆さん、出発が遅れてごめんなさい。行儀良く列になって移動してますが、端から見ると結構ハデな感じでしょうね。
これが今回目指したラーメン屋さん、「麺房長谷川」です。あれ?っと思うほど小さな建物でした。ここの中に参加者全員が入れるのかな?ってくらい。パチンコ屋さんの駐車場の中にあるというユニークな立地ゆえ、クルマは止め放題!
同じ敷地内にある、パーラーさくらんぼとラテン車たち。アルファとパチンコって、ハマルと抜けられなくなるという所が共通点ですかね?!このパチンコ屋さん、さくらんぼっていうくらいだからクギも甘いんでしょうか(笑) 駐車場がほとんど満車だったんで、人気のある店なんでしょうね。
しばらく行列しましたが、無事全員入店することができました。見事に店を占拠しています(笑) 右端には、かいがいしく給水係を努めるあかまんさんが! みんな、きたるべき魅惑のラーメンワールドを待ちわびています。
待ってる間が退屈だったので、セルフタイマーで記念写真を。右から2番目のルッソさん、ピースサインじゃない写真は珍しいのでは?!
ようやく来ました、チャーシュー麺+餃子セット!このラーメン、濃厚なだけではなくてダシがよく効いてとても深い味わいで、麺によくからむコクのある味でした。なのに後味はとてもすっきりしていて、油を多用したスープに感じる雑味や違和感がまったくなく、飽きのこない味だったです。とろとろのチャーシューも絶品で、もう一杯いただきたいぐらいの仕上がりでした。また行きたいな〜。
みんな美味ラーメンで暖まったところで、記念写真。左端にチラッと写ってるのが、イースーチーさんのアルファ147です。クルマで記念写真に登場とは、粋なことをなさる御仁だこと(笑) ここでラーメン隊は解散です。みなさん、また逢いましょう!
次にカートに乗りに行く人たちでラー飯能隊が結成され(笑)、いざ飯能の山奥へと編隊走行します。このあたりは土地勘がまったくないので、自分がどの辺を走っているのか全然わからないまま、気が付いたら到着していました。
写真 これが「ラー飯能」のメインスタンドです。夜になってから撮ったんで、上の写真との繋がりで考えると「到着まで何時間かかったの?」って感じですが、着いた当初はもっと明るかったので念のため。とは言っても生憎の雨模様で、コースにはところどころ川が流れているというコンディション。思わず帰りそうになりました(笑)
これがカート用レインタイヤです。溝が掘ってあると、ちいちゃくてもタイヤって感じがしますね。でもスリックの時のように、ゴムを路面にこすりつけてカーブを曲がっていくってイメージは湧きにくいルックスです。心理的に、ちょっと怖くて攻めにくい先入観がありました。
とりあえず、備え付けのレインコートを着て走行開始です。ナイター照明で路面がギラギラ光ってます。見るからに滑りそう。このメインストレートが手前方向に下り坂になっているので、50ccのプレイングカートでもすごい加速感があります。言い換えると、コワイってことなんですが(^^;
コーナーをおそるおそる攻める自分です。ウエットコンディションって、絶対速度が低いからか挙動がとてもマイルドで、タイムは出ませんが走るのは楽しかったです。スライド量もある程度コントロールできるし、クルマ雑誌によく書いてある「アクセルで曲がる」って感じを味わえました。スピンモードに陥っても少しの猶予があるので、運転がうまくなったような錯覚に陥りました。
これはどなたでしょう?かなり躍動感のある幻想的な写真が撮れました。っていうかブレてるだけなんですが(苦笑)。 いや〜速く動いてるものを撮るのは難しいです。
この角度だと、このコースの高低差がわかっていただけるかと思います。レイアウトも含めて、かなり起伏の激しい感じでタイムを出すのは難しかった。
そんなこんなで楽しんでいたのですが、るしふぁさんのプジョー206CCにトラブル発生!集中ドアロックのトラブルで、トランクの中にあるキーの入ったバッグを取り出せなくなってしまったのです。携帯も繋がりにくい山奥ゆえ、公衆電話であちこちに連絡を取り、ようやくharryさんが救援に駆けつけてくれることとなりました。
川越から遠路はるばる、銀のアルファ・スパイダーを駆って救援に駆けつけてくれたharryさんをみんなで賞賛する、の図です。まるで、名馬に乗った騎士のよう、と言ったら古い例えでしょうか?!ひとこと、おつかれさまでした。harryさんはカートを1mmも動かすこともなく、コースを後にされました。
イベント2つを楽しんだのですが、この日はまだまだ終わりません。実はSpiritsのサイトのキリ番を自分がゲットした記念に、主催のブラッディーさんがミニチュアカーを作ってくれたとのことで、今日3カ所目のイベント会場である川越にいただきに上がりました。 これが、いただいた156です。うちのクルマと同仕様にするため、何重にも塗装をして深いツヤのあるブラックに仕上げていただきました。黒の156のミニカーってホント少ないんです。車内もうちのクルマと同じように、シフトノブがアルミ色でブーツが赤、と凝りに凝りまくった仕様で感動してしまいました! ブラッディーさん、ほんとにありがとうございました。156を手放す日が来ても、このミニチュアはずっと手元に置いておきます!
いつもの場所で祝杯を上げる、の図です。クルマでいらっしゃった方たちは飲めずにカワイソウでした!今日の幹事であるきりんさんも、初幹事イベントが大成功に終わってホッと一息といったところでしょうか。しばらく風邪をひかれていたブラッディーさんも加わって、盛り上がった会になりました。ところでみなさん、終電はだいじょうぶ?
そんな訳で、一日に3カ所のイベントを巡るという盛りだくさんな一日が無事終わりました。あ、無事ではなかったか(苦笑)。超極細のスペアタイヤゆえ、とろとろと夜道を走りながら、アタマの中でカートコースのおさらいをしてたのですが、この練習の成果が本番で表れるのかどうか・・・。ともかく、楽しみっぱなしの中身が濃い一日でした!


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