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HISTORIC AUTOMOBILE FESTIVAL IN JAPAN (2002年11月9日)
カーマガジンやTipoを発行しているネコパブリッシングが主催の、「ヒストリックオートモービルフェスティバル」が、今回もツインリンクもてぎで行われました。ちょっと昔のレーシングカーが実際にサーキットを走るところが見られるとあって、たいへん楽しみにしていたのですが、当日目を覚ますと昼の1時過ぎでした(涙) ともかく少しだけでも見られればと、茂木にクルマを向けたのですが、到着したのが4時ぐらいで、ほとんどのイベントが終わったあとでした(号泣) もっともそのおかげで、入場料がタダだったのですが! というわけでほとんどパドックでの写真になってしまいましたが、レポートいたします!
駐車場につくと、やっぱりこんなエンスーなクルマが駐車してました。アバルト850ですかね?  写真
写真 F40も鎮座していました。発表から15年くらい経つと思いますが、いまだに一線級のキレたルックスをしてますね〜。
失敗写真その1、です(笑) 元祖アルファGTA@識別カラーリング付き。微妙に後傾な姿勢で加速しながら、目が追いつかないほどの速さで駆け抜けていきました。 写真
写真 これもブレブレで、なんのクルマかよくわかりませんね(苦笑) ジネッタなんでしょうか・・・。
アバルト・レコルトモンツァ。ちょっとましに撮れました。小さなボディーにみなぎるパワーをまきちらすかのような野太いエキゾーストノート、しびれました。 写真
写真 ブレていてよくわからないかもしれませんが、一応フォードGT40です。実走しているところは初めて見ました。現代のレーシングカーと比べてもまったく遜色のない速度で、弾かれたように加速していきました。
すみません、失敗写真はこれで最後にします。ロータスヨーロッパです。47Rでしょうか?!ただでさえ車高が低いのに、さらに落とされてたのでコースに貼り付くようなコーナーリングでした。これももはや純粋なレーシングカーの走りでしたね。 写真
写真 パドックで羽根を休めるアバルトたち。停まっていても、絵になるな〜。
今回は、保坂尚輝さんもエントラントとして参加されていました。トライアンフTR3とは、通好みのいい趣味ですね〜。こんなクルマをきっちりメンテしてあげて、週末にはサーキットに行くなんて生活、とても憧れます。 写真
写真 インタビューに答える保坂さん。う〜む、かっこいい!サーキット走行を終えて充実感のある笑顔をされています。
ローラT88とシェブロンB8でしょうか。右奥にちらっと、BMW M1も見えますね。実際のレースでは考えられない、豪華でボーダレスな(笑)パドックになっています。 写真
写真 かのマツダ・コレクションのステッカーもまばゆい、フェラーリ250TRです。博物館でも、こんな近くに寄れません。奥には250GTOがとても自然に佇んでいますが、気が遠くなるくらい豪華な空間でした。
同じく250TRのコックピット。当時はレーシングカーとして活躍していたはずなのに、なぜにこんなに華麗で瀟洒なインテリアなの?!って思うほどでした。もう芸術の域ですね、完全に。 写真
写真 ご存じ、フェラーリ250GTO。息をのむほどの美しさでした。40年も前のクルマとは思えないほどのデザインの流麗さには圧倒されます。でも当時はルマンなんかも走ってたんですよねー。現代の空力第一の機能優先デザインとはひと味違った、エレガントなレーサーです。
カウルが外されていて名前がわかりませんが、レイナードかローラかラルト、だと思います。マーチだったりして(笑) フォーミュラーマシンは他にも、フォルクスワーゲンのエンジンを積んだFormula Veeなんていうかわいいマシンも出走していたそうです。 写真
写真 うぉ〜、BMW M1ではないですか?!小学生の頃には、ランボルギーニBMWって友達と呼んでいましたが。いわゆるシルエットフォーミュラーっていうのは、とても好きだったです。ポルシェ935とかストラトスとか、変わったところではセリカもグループ5に参戦してましたよね、確か。市販車とは屋根以外全部ベツモノのボディー、迫力がありました。
ポルシェ356と904GTSの貴重な2ショット。このGTSはルマンで優勝したこともあるそうです。やっぱりクローズドボディーのレーシングカーって趣があって好きだな。ポルシェは他にも、カレラアバルトも来ていたそうです。見るの忘れた! 写真
写真 フランス勢も負けてませんよ!フレンチブルーも完璧に磨き上げられたアルピーヌA110です。大きめのドライビングランプとちょっと高めの車高だったんで、ラリー仕様ですね。もしかしたらモンテで優勝したマシンそのものだったりして?!
ピカピカのフォードGT40です。なんと1966年式だそうですが、新車のようなコンディションに見えました。外観がほぼこのまんまで新型が出るそうですが、現代でも充分斬新なデザインですね。路上で一番映えるレーシングカーではないでしょうか。 写真
写真 先ほども出ました、904GTSです。同じレッドでもイタリアンのものとはちょっと色味が違ってて、濃いというか暗く深い色でした。ポルシェはほんとにレーシングカーメーカーなんだなって思えたほど、完成度の高いデザインに見とれてしまった。ヘッドライトのあたりに911のDNAが感じられるような・・・。
ロータスのフォーミュラー軍団です。右からロータス35と44、んで手前のはなんだろう?20ですかね。すみません、勉強不足で。余談ですが、ワイヤーホイール全盛の時代に初めてマグネシウムのホイールを作ったのが、これらロータスの生みの親であるコーリン・チャップマンだとか。ロータス72でのウエッジシェイプといい、78でのウイングカーといい、そのひらめきのすごさには今更ながら驚かされます。 写真
写真 アルファロメオ・ジュリアTZ1でしょうか。名前からわかる通り、ザガート製の実にエレガントなボディーを身にまとっていますが、中身はスペースフレームの純レーシングマシンだそうです。TZってチューブフレームのザガートの略らしい。フロントの楯グリルが隠れてしまってザンネン。
夢の共演、ポルシェとF40です。もしかしてRUFかも?!二台ともオーラがすごくって、近寄るのがためらわれました。自分の車庫にこの二台が停まっていたら・・・。ちょっとコワイかも(笑) 写真
写真 マーチとシェブロン、だと思われますが、この2ショットも夢の共演と言えますね。両社ともレーシングカーコンストラクターとしては第一級の戦闘力を持ったクルマを作っていましたし、なによりこの二台の間には20年近い年月が流れているんですから。シェブロンじいさんが、「わしもまだまだいけるじゃろ?」って語りかけてるようにも見えるのですが・・・。
最後はやはりアルファで締めていただきましょう。といってもこの時代だと「ロメオ」って言った方がしっくり来るかもしれませんが。ものすごく状態の良いSZでした。うちの156より塗装の状態は良かったです(笑) 今でも現役でサーキットを走らせてもらえるなんて、幸せなクルマですね。自分の156も、ちゃんと大切にしてあげないとなって思った瞬間でした。 写真


今回のこのイベントは、エンツォフェラーリやF399などの走行やルマン24分間レース(!)など、いろんな興味深いプログラムがあったのですが、寝坊ですべてあきらめての参加でした。がしかし、予想を遙かに越えた数のクルマ達がまだ会場に残っていてくれて、日没と競争しながら夢中でシャッターを切ってきたというところです。いやーほんと楽しかった。寒かったけど。次回はちゃんと早起きして、全レースを観戦するぞ!
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