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La Festa Mille Miglia(2002年10月13日) |
皆さんはヒストリックカーは好きですか?毎月発表される最新の高性能クルマにも心を惹かれるのですが、いにしえの勇敢なレーサー達を乗せてサーキットをカッ飛んでいたヒストリックレーシングカーも大好きで、また実用車の黎明期に当時のオーナードライバーの生活を支えていたヒストリックセダンやコンパクトカーにも興味ありありな自分は、今年で第六回目となる「La Festa Mille Miglia」のスタートを見物しに、秋晴れの代々木公園に出かけたのでした。この「La Festa Mille Miglia」、イタリアで1927年に第一回大会が行われたMille Migliaの姉妹イベントとして公式に認定されたもので、本家と同じくMille Miglia=1000マイルにも及ぶ行程を走破するという壮大なイベントです。クルマの参加資格も1927年から1969年までに製造されたものという、本家そのままのたいへん珍しい車種が集結する大会となっています。行程は、東京をスタートして北は山形から西は静岡まで一都十県を駆け抜けるという、生まれてから数十年のクルマ達にはかなり過酷なもので、例年どおり東京・原宿の明治神宮でスタートが切られました。1,600kmという、ヒストリックカーにとっては気の遠くなるようなロングドライブに出撃するクルマ達の写真をたくさん撮ってきたので、その一部を紹介させていただきますが、画像が多いためページが重くなってしまっています。また車名が間違っているかもしれませんので、ご了承くださいませ!ちなみに、公式HPはこちらになっております。参加車両が写真付きで見られますので、是非一度ご覧くださーい。 |
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最寄りの駐車場にクルマを停め、まだクルマの音がしないなーと思いながら代々木公園に行くと、やっていたのは「2002 北海道フェアin代々木」でした(笑)。もしかして、開催日を間違えたのかな?と一瞬アセッタのですが、偶然同日にこんなイベントも開かれていたのでした。朝からとてもおいしそうな匂いがあちこちからしてきて、思わず一旦作戦を変更してこちらも楽しむこととしました。右は、会場内に特設された「ラーメン横丁」で、札幌味噌や旭川しょうゆ、函館塩など色んなラーメン屋さんが出ていました。 |
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他にもジャガイモやルイベなんかの北海道の名産品のブースが立ち並ぶ中をうろうろして、骨付きラム肉の炭火焼きとサッポロクラシックというビールをゲットし、ひなたぼっこしながらブランチです。この炭火焼き、たれが少し甘めで肉のうまみとよくからんで、ビールにぴったりの味でした。 |
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・・・って、私は何をしに来たんだっけ(笑) |
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さてさて、閑話休題(^^; スタート地点に足を運んでみると、現行アルファの156GTAやスポーツワゴンがゲートを固めています。このイベント、FIAT AUTO JAPAN が全面協力しているらしく、サポートカーがアルファだらけ!昔の貴重なレーシングカー達に遜色ない美しさでイベント運営の足となっていました。右はパドック(?)の様子。アバルトやポルシェ、ジュリアスパイダーなどが、これから始まる1600kmの長丁場のスタートを待ちわびているようでした。 |
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←1934年式、MG-PAだそうです。MGFのご先祖様といったところでしょうか。ライトウェイト・オープンスポーツの原型ともいうべき見事なパッケージですね。 →FIAT FARINAというクルマらしいです。初めて見た。1947年製。かのピニン・ファリーナのお兄さんのカロッツェリアである「スタビリメンティー・ファリーナ」でボディーが作られたそうです。 |
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←アストンマーチン・インターナショナルってクルマのコックピット。細いステアリングに木目のダッシュボード、たまらないです。一度運転してみたいなー。 →バンディーニ、アバルト、ポルシェ、そしてアルファロメオ・・・。往年の戦士達が、時空を超えて神宮の森に集う、って感じですね。 |
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←フェラーリ166MM。1950年式だそうです。ホーンボタンの跳ね馬マークが誇らしげです。リベット打ちされたステアリングが、繊細な美しさを醸し出しています。視認性の高そうな大口径のメーターが、このクルマの素性を表していますね。 →ジャガーXK120のおしり。現代のジャガーに通じる流麗な曲線がセクシーです。猫足と評されるそのしなやかな乗り味が想像できるようなリアデザインですね。昔の職人さんが、鉄板を叩き出して作ったと思うと、その匠の技に感動してしまいます。 |
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さて、いよいよスタートです。ゲート付近に移動して、スタートダッシュをかける各車を見ることにしました。 | ||
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FIAT 750 SIATA | STANGUELLINI 1100 SPORT | FIAT FARINA |
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CISITALIA 202 SMM | ROSELLI 1100 SPORT | FERRARI 166MM |
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CISITALIA 202 SC MM | ALFA ROMEO SVZ | FIAT LOMBARDO 1100S |
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ALFA ROMEO 1900 SS | FIAT 1100 TV GHIA | ALFA ROMEO GIULIETTA SPYDER |
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ALFA ROMEO 1900 SSZ | ABARTH RECORD MONZA | LOTUS ELEVEN SR1 |
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LANCIA APPIA ZAGATO | PORSCHE 550 | GIAUR TARASCHI |
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ASTON MARTIN DB2/4 | ABARTH 207A BOANO SPYDER | ALFA ROMEO SZ |
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LOTUS MK 17 | LANCIA FLAMINIA 3C SPORT ZAGATO | TRIUMPH TR3B |
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イッキに紹介してしまいましたが、好きなクルマはありましたでしょうか。他にもたくさん写真を撮ったんですが、ピンボケが多くて掲載できませんでした(^^; 後で出走車リストを見てみると、初めて名前を聞くメイクスも結構あって、まだまだ知らないクルマが世の中にあるもんだって、ちょっと感慨深かったです。一番楽しめたのが、エンジン音と匂い。それぞれはっきりと違う個性的な音をたてて走り去って行き、その後にはオイルの焼ける匂いが残って、今まさに目の前を歴史に残るクルマ達が動いてるんだってことをじっくりと味わえたひとときでした。 |
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すべてのクルマがスタートした後、サポートカーとして後方支援するのは、アルファ156GTAです。明治神宮の深い森とアルファレッド、ものすごく似合っていました。でもGTAって、こんなに車高が低かったっけ?!実はこのあと、FAJの広報のサラ・セレリさんともお会いすることができて、ハッピー続きな一日となりました。お写真も撮らせていただいたのですが、ご本人の希望により掲載は控えさせていただきます(笑) |
もはや芸術品のような数々の名車達の走る姿を堪能した後、豊かな気持ちで駐車場への道を歩いていると、さきほどの北海道フェアが引き続き開催されていました。あちこちから立ち上る湯気とおいしそうな匂いにつられて、思わず中にフラフラと入っていってしまい、気が付いたら塩ラーメンを手にしていました(笑) ほんと、何しに行ったんだか! さて次回は、第7回という記念すべきものとなるそうです。2003年10月5日から行われますので、もし興味がおありでしたら通過ルートに足を運んでみてはいかがでしょうか。2003年の開催案内はこちらにありますので、参考にしてください。現代のクルマとはひと味違う、博物館でしか見られないようなマシン達の排気音や佇まいを存分に堪能できますよ〜! |
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